さらば猫(2/3)

久々に本社にいって何人か会いたい人にも会えた。
家に帰ると、息子は実家でお泊り→幼稚園コースになったらしい。

一人と一匹でメシを食っていると妻の実家から電話。

キジ猫レオさんが老衰でなくなったとのこと。
この猫は「ピキャァーピキャァー」とよく電話口でも鳴いていた。
結婚前に妻と電話をしているとよく割り込みをされたものだ(苦笑)
とても面倒見のよい猫で孤高の黒猫トムさんと甘えたがりのミケさんの両者を取り持つ役割だったらしい。

妻の猫はこのレオだった。
大阪の実家に戻るとレオさんはさりげなくいつも視界のスミにいた。

先年亡くなったミケさんに続いてまた一匹いなくなった。
妻とともに過ごした大阪の猫もあと一匹。

息子が大阪にいった時にとくにレオさんと仲良くしていたため電話をしてくれたらしい。

実家に電話をかけ息子に伝えると、「ふーん、死んじゃったんだ。」「そうだね」「ま、お母さんと一緒に遊んでいるんじゃない?」

なるほど、こっちが寂しくなるとあっちがにぎやかになるわけね。