とりのまるやきたべたい

先日息子が「とうさん、ぼくとりのまるやきがたべたい」といふ。
「はぁ?いやおまえ二人じゃ食えんぞ?」
「ぼくたべたい」
「なんだぁ??幼稚園かなんかでそんな話がでたんか?」
「ざんねん!ぎいりぃ!」
「おぉ?!オマエはギター侍かぁ?そんなもんどこで覚えたんだ?」
「ないしょ」

・・・・・

いや正味、ギター侍は腰抜かしそうになったけどもさ(汗)
とりのまるやきってわからんかったの。
そうしたらね、さっき「11ぴきのねことあほうどり」を読んでいたのよ。すると猫たちがコロッケ屋をやっているとあほうどりがくる。猫たちコロッケ食わせて食べちゃおうとするんだけどあほうどりが「兄弟たちにも食べさせてやりたいなぁ」「何羽?」「私のほかに10羽」「コロッケつくりにいきましょう」って話になってね、その中で「とりのまるやき」がでてくるんだ。猫たちがね、あほうどりのまるやきを想像するわけさ。
それで食べたいらしい。

この絵本シリーズは猫たちの絵がなんでもないんだけど猫なんだな。息子も違和感なく受け入れている。
猫たちはちょっぴりイジワルだったり、食いしん坊だったり、イタズラだったり、ズルかったりするんだがどうにも憎めない。

サンデーで「結界師」なる漫画がある。
先日担任の先生の肩に黒猫の霊が見える話があった。
暖かいところで先生本を読んでいると黒猫がいる。
勝手に「ノワール」と名付け、一方的に会話をする。
先生、猫を誉める。曰く「ノワールという名にふさわしい美しい黒い毛並み」「伸びのしぐさまで気品あふれる」とか。

確か猫は事故で死んでいたんだけど、先生いつも猫といたところに行って見ると鳥の死骸が転がっている。

先生それをみて「やるじゃないか、ノワール」という。
すると猫が成仏する話だった。

作者は猫が好きなんかなとおもったっけ。

オフィシャルズが届いた。
息子が開くには大きすぎるし、重すぎる。
イラストが少ないせいだろうか、息子にはつまらないらしい。

息子は昨日からフロントミッションを始めた。
懐かしいスーパーファミコンのゲームだ。
ストーリー展開がスリリングで、天野さんのキャラデザインが素晴しく、そして当時はあまりなかった、パーツ変更型ゲームだ。
妻も好きでセットアップを私にやらせ、接近戦で敵をすべて撲滅していったのものだ。
それを息子がやっている。妻と同じように接近戦にし、しかもリペアキットを使わずに(苦笑)
息子の中に妻が見えるのもまた善し。