イブの大腸ファイバー

23日の夜に「ガスモチン」なる薬を飲んで下剤400CCをのむ。
一旦寝るも、強力な膨満感で苦しく痛く目がさめる。

トイレの往復3時間(泣)
翌日朝から下剤を1.8リットルを2から3時間に分けて飲む。

下剤はポカリススエットとまったく同じ味。
それをポカリのペットボトルにいれて飲んだのでなんら違和感なし。

でスッカラカンになって病院にいきました。

更衣室で穴あきパンツにうわっぱりみたいなのを着ます。
そして点滴。
しばらくして検査台へ移動。

左横向きになって膝をまげて、右腕に点滴、左の指に血圧測定器をつけます。

すると後ろから歩く音が聞こえて、
「はい、おしりにゼリー塗りますね〜」
というなり、ズブリ!
「はわぁぁっぁぁ」と息が抜けていきます。
目の前にはモニターが。

「はい、力いれないでね〜便と一緒で押し出そうとしてなかなかカメラ入らないからね〜」
そんなこといわれたって・・・

カメラ自体の挿入は痛くなかった。が、人が自分の尻の近所でなにやらぐりぐり出し入れして回したりしている。妙に哀しかった。

あれだけ下剤で流したのにもかかわらず、しっかり自分の大腸の中には黄色いモノが存在している。
あの苦労はいったいなんだったんだろうと嘆いていると。

「はい、エア入れますね〜。おならはしてください。楽になりますよ〜」

でるか!

皆さんカエルのおもちゃを想像してみてください。
おしりにあのエアーポンプがついている奴。

自分をあのカエルに置き換えた瞬間、コンプレッサーがエアを入れ始めると痛い。ものすごく痛い。
どんどん奥に入れられていくが途中で汚物を吸出し、エアを入れながらファイバーは進む。一向におならはでないので私の腹部はポコンと膨らんでいく。

しばらくすると「はい、仰向けになって」

足を膝を曲げたままの向こう側でなにやらぐりぐりやってまた「はい、横向いて〜」なんていっていると、後ろの方でざわざわと
「この人XXX(聞き取れず)で来たの?」
「いえ違います」
「だってXXXあるよ」
「関係ない奴での検査ですね〜」

おいおい、いったいなんなんだ?なにがあったんだ?

「はい、奥まではいったのでこれから抜きながら見ていきますからね〜」

しばらくすると

「あ〜、ポリープありましたね。ちょっとかじっときますね〜」

モニタに小さなクリップが現れて、しろいぷっつんに向かっていく。
なんだかゲームセンターのUFOキャッチャーみたいだ。

ようやく挟み込んだら血が流れた。

その瞬間ものすごく気持ち悪くなった。

だんだん抜けていって最後のところがえらく痛かった。

「軽いぢですね〜」

おいおい、結局奥になにがあったんだ?

カエルの腹になっているので苦しくなかなかうまく動けない。
結局、その日は診断もなく説明もなく、年内に組織検査が出てこないので次は1月14日となった。

不安だ(泣)