『キリストには特攻服が似合う』

ビックコミック・スピリッツにオメガトライブという漫画があるが、その登場人物が吐く言葉（大笑）

気になる人は雑誌でも立ち読みしてね（^-^）

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ホスピスはキリスト教系が多い。
確かに「奉仕」「愛」など我々が闘病していく中でいろいろ必要とされるものがある。
大事なことだ。

だがそれも時間が経つにつれだんだんと家族の上にも重くのしかかってくる。
奇麗事だけでは乗り切れない。

そうなると患者本人ではなく家族を救うことも考えねばならない。

私は、ホスピスでの相談でこう言った。
『本人もそうですが、私も救ってもらいたいです』

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結果、ホスピスにいくこともなく自宅で最後を迎えたわけだが、私は救われているのかもしれない。
それは自宅での死を選択し、それを見、それを感じ、できることをした為だろうか。

人間の生死にかかわる物事を判断、実行することはとても難しい。
日々すさまじいプレッシャーを受ける。

逃げられるものなら逃げたいし、避けられるものなら避けたい。代われるものなら代わって欲しいがそれは許されないのだ。

それでも後悔しないために、今日を精一杯生きるために、人は毎日を生きる。
泣こうが喚こうが、人はいずれ死ぬ。
今日逃げてもどうせどこかで清算しなければならない時がくる。
清算は神や仏がするものではなく、自分自身がするものだ。

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妻の病気と死が私に突きつけたもの

『本当に大事なことって何？その為に何ができる？』