経済的思考と婉曲話法

お店屋さんごっこでペット屋さんになっている息子のクラスは折り紙で作ったカブトムシ、毛糸で作った小鳥を売っているようだ。
幼稚園発行通貨で買いに来る子供たちに圧倒的にカブトムシが人気らしい。

「すごいうれちゃった。2000円売れたんだよ」(幼稚園で渡されるのは50円通貨×2で100円らしい。一個当りの単価は50円なので40個売れたことになる)
「売り切れちゃって買えないお友達もいたんだ。もっと作っていればみんな買えたのに」
「でも、いっぱいつくったら余ったかもしれないね」
「とちゅうでつくればよかったんだよ。」

すばらしい。販売実績を元に販売予測をし、生産計画を立てて生産するんだよ、息子よ。

「明日はお買い物をする日だから僕は釣り竿をかうんだ」
「釣り竿?」
「あんまり数がないから早く買わないと。明日は早く幼稚園にいくんだ」

やるな息子よ(笑)でもなぜ釣り竿?ダーククラウドの影響?

「お父さん延長保育ってなに?」
「幼稚園が終わった後も幼稚園にいられることだよ」
「ぼくも延長保育やってみたい」
「なんで?」
「みんな月曜日に延長保育するんだって」
「そうか、小学校の事前説明会があるからだね。じゃぁ金曜日に頼んでおこうね」

婆と
「今日は先生に誉められたんだよね」
「なんて?」
「上手にお話できましたってさ」
「??」
「わざわざ来てさ。お友達がこの子の帽子をかぶっていたんだって」
「それで?」
「お友達に帽子を見せてって言って帽子の名前を相手にも見せて『ぼくの名前が書いてあるみたいだよ。ぼうし間違えちゃったんじゃないの?いっしょに探してあげようか』ってさ」
「へぇ〜やるねぇ。帽子見つかった?」
「お友達のロッカーの隅っこに落ちてた。ありがとうっていってたよ」
「たいしたもんだ」

オマエ世渡りうまくないか?すくなくとも自分のものをトボケて見せて〜ってなかなかいえんぞ。
そういう婉曲話法は絶対お母さんは言えなかったと思うぞ(苦笑)
俺の影響?