パンケーキとガンダムと(6)

息子を実家に預けていると思わぬ弊害がでてきた。

・祖父母からしてみれば不憫な孫
・兄夫婦からしてみても不憫な甥

当然甘くなる(猫かわいがり&お菓子攻撃&ジュース攻撃だ)

なにせ冬場のこともあり、実家から外に出してもらえないで甥っ子のゲームばかりさせてもらっていた。
特別待遇で大威張りである。更に育ち盛りの子供がいるのでそれに合わせた食生活になった。

お菓子を食べる→主食をたべない→量が足らずにおなかがへる→お菓子を食べる

という悪循環である。
更には私が病院に顔を出してから実家にいき食事をさせてもらって(これは今でも感謝しているが)それから家に戻り一日のことを聞きながらお風呂に入ったりしていたから就寝時間が遅いし、出社前に実家に預けなければならないから朝が早い。
したがって朝ご飯が食べられないのだ。

大好物のメロンパンですら朝食べられなくなってしまった。そこで思いついたのがパンケーキだ。
息子に聞くと食べたいという。パンケーキミックスを買ってきて翌朝焼いてみた。
したくをしてから焼くと一枚あたり片面3分もう片面2分で焼け、合計5分。
それを3枚やく事ができる。
1枚目を食べる息子のスピードと焼きあがる時間を考えると2枚目・3枚目を焼き終えて私が食べ終わる時間とほぼ一緒であった。
更にはこれが実に簡単な料理であるため息子と一緒に作ることができた。

つまり

ボールを用意(父)→卵を割る(父)→牛乳を分量カップに(父)→カップの牛乳をボールへ(子)→粉投入(子)→かき混ぜ(父子)→フライパンへ(父子)→フォークとナイフの用意(子)→ひっくりかえす(父子)→皿へ載せる(父)→テーブルに皿を運ぶ(子)→メープルシロップをかけ、適当な大きさに切り分ける(父)→食事開始(子)

これは息子は楽しかったらしい。いろいろなホットケーキミックスを試したが永谷園がだしている「ホテルオークラホットケーキミックス」が一番のお気に入りだ。

たまにはバナナの小片を入れたり、明治のココアを入れてみたりするとバリエーションが増えるので変化をつけられる。
からしっかり動き、食べられるようになったので当然お菓子を食べる必要は減った。
更に朝父親と過ごす時間が増えたため比較的落ち着くようになったと思う。

また私も息子と一緒の食事は朝しかできないので、ハッシュドポテト(冷凍)やソーセージ、目玉焼きをつけ楽しみ始めた。