来年の節分には豆ぶつけにいってやる
M婦人科医長
『これね、放射線あたってるから治んない。だからこのまま帰って子供さんと一緒にいた方がいいよ。』
できるだけ家族とというお気持ちはわかりますが、いきなり治らないはないんじゃないですか
そもそも放射線治療だってそっちがやれっていったからやってるわけで、やりましたから他のが治りませんって言うんだったら後遺症としての説明があるんじゃないのか?
今更言うなよ、そんなこと!!
T主治医
『腫瘍マーカーの値はほぼ横ばいだったよ』
数値をきくと下がっていたのでそう指摘すると
『誤差の範囲ね』
本人にとって励みになるのにいちいち否定しなくてもよいのではないですか
そんなに抗癌剤やめたら数値が下がったと認めるのがイヤですか
そもそも再発の兆候が出たときに、
「このマーカーは非常に正確なので誤差がほとんどありません」
といっていたではないですか。
T主治医
『年単位の時間は残されていません』
俺に言え!本人にいきなり言うな!
みてろよ、来年の節分に夫婦で豆ぶつけにいってやる。
本人の気力でマーカーが下がるなら小腸の孔がふさがらないわけはないはずだ。
なんで医者が諦めるのが一番早いんだ?えぇ?!
できなきゃ、できないって言えよ、俺に!!
明日は外科の説明があります。
なんらかの進展とそれとは別に婦人科の見解、できること、限界をきっちり聞かせてもらいましょうか。