明日は十三回忌
妻が逝って十三年になる。幼稚園だった息子が高校生になるわけだ。
あの当時、将来の見込みなんぞまったくなく、
子供を育てながらの仕事はあまりにキツかった。
何度も辞めようと思いながらここまできた。
ここまでならば、苦労話だけで終わったのだが。。。。。
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父と年明け一緒にうどんやにいった。うまくて満足したのだが。
手打うどん長谷川
妙にかすれ声だったので風邪にしてもひどいので医者を進めた。
そうして、1月10日にお寺に法事の連絡をした直後、家に父母がやってきた。
「今日はどうしたんだい?」
「おう、実は俺がんでよ」
「はぁ?!」
「喉頭がんでな、手術なんだわ」
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とおどろきのがん発覚である。1月末に手術、2月から放射線治療、抗がん剤と続けているが、
放射線治療がひどく焼けてしまって、一時期中断していた。
現在、胃にも転移が認められた状況である。
よりによってわざわざこのタイミングというのもしんどい話である。
そもそも、私の父母の系譜はみな脳梗塞だったはず。なのに父にがんがでるというのは、がんになる前に脳梗塞でしんでいたということなんだろう。
息子も一度見舞いに行ったが、あっというまに白い顔になって病室からでていってしまった。
呼吸が苦しくなって、気持ち悪いといっていたがやはりトラウマになっているのだろう。
なかなかガンと縁が切れない。